高知が「土佐」と呼ばれていた頃から脈々と続く伝統工芸土佐打ち刃物。
この土佐の地で発祥した土佐打ち刃物には、400年にも及ぶ歴史があります。
高知は暖かく雨が多いため良木に恵まれ、昔から全国に多くの木材を搬出してきま
した。
その木材の伐採に必要なため、古くから打ち刃物が造られ、使用されてきたという
ルーツがあります。
土佐打刃物(とさうちはもの)としての本格的な始まりは江戸時代からで、土佐藩の
財政難による元和(げんな)改革から始まります。
土佐藩の家老「野中兼山」が進める農業、山林収益策によって木材の伐採や新しい
田んぼ作りが活性化していきました。
これに伴い農業、林業用の打刃物の需要も大幅に伸び、品質や技術が飛躍的に向上
したといわれています。
こうして時代の流れにあわせて発展を続けてきた土佐打ち刃物。
今もかわらぬ伝統的な鍛造技術を駆使し、必ず皆さまの生活のお役に立てると確信
しております。
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